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漫画、アニメ、ゲームに手を出すオタクのブログ。ネタバレに配慮していないのでタイトルで回避推奨。

富豪刑事BUL気になるところ※7話まで

前に富豪刑事めっちゃいいよ!!!!という記事を書きましたが、 

m-coexist.hatenablog.com

今回は、7話まで観た感想やら、考察もどきやら、ネタバレ気にせずに書いていこうと思います。

今後の展開超楽しみ……

 

  

神戸大助について

大助は神戸家の中でどういう立ち位置なのか

これ地味に気になっている……

「御曹司」と言われているので嫡子であることは間違いないし、ポリアドルの大統領からも跡取り息子だと認識されていましたよね。

ただ本人は「自分が継ぐことはあり得ない」ときっぱり。

ちょうど話の中でヒュスクに「貴方にその権限はありません」と言われるようになったところだったので、え、継がせてもらえないとか、神戸家の中で爪弾きにされてるとかそういうのなの……?と考えたりしましたが、どうもそういうわけではなさそうですよね。

そう思う理由は父親である茂丸の存在にあるのですが、「継がせてもらえない」のではなく「継がない、継ぐ気がない」のかなあと思っています。

今は事件の真相を暴くために資金が必要だからこのままだが、事件が解決した暁には、財閥を解体しようとしているのかもしれない。

 

金を湯水のように使っているのも、本当に資産が無限大に近いというのもあるとは思うんだけど、いっそ使いきってもいいと思っているのでは?

原作では主人公の父親が悪事を働いて稼いだ金を捜査にあてていたようなので、それをそのままアニメも踏襲しているかも。

 

なんとなく、神戸家は今茂丸側と大助側に分かれていて(茂丸さんが生きている前提で)、大助側は自分の家の闇に嫌気がさして自分の代で解体しようとしているかもしれないなと思っています。

大助が今後の神戸家をどうしていきたいのか、明かされるときが来るなら知りたいなあ。

 

片耳ピアス

大助は左耳にヒュスクを着けていますが、男性の左耳にピアスを着けるということには意味があるようで「勇気と誇りの象徴」として着けるんだそうです。

なんだか、母の死の真相を知るための決意が表れてるようで、一人でぐっときてました。

 

ちなみにピアスを男女ペアで着けるときは男性が左耳、女性が右耳に着けるそうです。

しかし鈴江さんは左耳にピアス着けてるんですよね。男勝りというかなんというか、鈴江さんの人柄が表れているような気がします。両耳に着けてもいいと思うのに、敢えて左耳だけに着けてるってのが、意図的だよなあ。大助とお揃いにしたいとか?ていうかあのピアスもヒュスクなのかな?

 

現対本部に自ら配属された理由は?

最初は、捜査一課や二課よりも時間に余裕があるし、自分が動きたいときに動けるからとかかなあと思っていました。

でも、それも含んでいるかもしれませんが、小百合さんの事件を一人今でも追っている長さんが所属している部署だから、っていうのが今のところ濃厚ですかね。

当時の捜査状況を知れるかもしれない、って思ったのかなあ。もしかしたらそれを聞こうとして6話で話しかけたのかな。

7話の最後で大助・加藤・長さん・鈴江さん VS 武井課長という図式になっていましたが、今後協力関係になるのかどうか?

 

27歳まで何をしていたのか?

大助が警察官になったのは母の死の真相を知るため、というのが明らかになりました。

現対本部に大助がやってきて清水部長から「イギリスで専門教育を受けてきた」と紹介されていましたが、何歳から何歳まで向こうにいたのかな?

イギリスのお金持ちが通う学校といったら、やっぱりパブリックスクールじゃないですか。そこに大助も通ってたとしたらすげえ妄想はかどるじゃないですか……

 

大助「父がいて、母がいる。幸せな幼年時代だったと思う」

  「しかし、ある日を境に、すべてが変わってしまった」

  「それからの日々は、すべてが虚しく、すべてが退屈だった」

  「―それは、日本にあった」

 

これ、1話冒頭の大助のモノローグですが、最後の台詞から察するに、結構しばらくの間海外にいたんだろうなと推察できるんですよね。むしろ海外の方がホームタウンだったのではと思えるくらいに。

事件があった8歳の頃から空虚な毎日を送ってきたけど、何歳のタイミングでか事件解決の糸口が日本にあると知り、専門教育を受けて日本に戻ってきた、っていう感じなのかなと。

子どもの頃から海外に行っていてもおかしくはないなと思っています。ただでさえ注目される家柄で、父と母が同時期に亡くなり、いくら圧力をかけてマスコミをおとなしくさせてもきっと騒がしいだろうから、祖母の喜久子さんが静かに暮らせる海外へ行かせた可能性もあるんじゃないだろうか。

 

でも専門教育って、そんなに年数かからない気はするんだよな。だから27歳まで何してたのか気になっている……

日本の警察はキャリア組でも22~24歳で警部補スタートなので、警部スタートなんて異例中の異例だけど、イギリスでの経験が実務として認められるんだとしたらおかしくはない気がする。

大学か大学院卒業後、3~5年ほど研修を受け、帰国って感じだろうか。

 

においを嗅いだだけで何の薬物か判別できていたので、相当訓練積んでいそうだなと思っています。訓練じゃなくて悪い遊びの賜物だったりするかもだけどw

 

大助、左利き?

ぜんっぜん物語の本筋と関係ないどうでもいい話なんですけど、OPで犯人を殴っているシーンと、5話で爆弾を殴ろうとしていたシーン、どちらも左手を使ってるんですよね。ただ箸は右手。

元は左利きだけど、矯正されたのかなあと思うと同時に、この描写が意図的なら、人物描写がほんとに生々しいなこのアニメは……と感心しました。

 

神戸鈴江について

大助の従姉妹?

大助は「親戚」だと言っていましたが、顔がそっくりなので結構近しい親戚だろうなと勝手に思っています。従姉妹あたりなんじゃなかろうか。

大助にもそっくりだけど、小百合さんにもそっくりなんだよな……

いやでももし鈴江さんの親が小百合さんときょうだいだったとしたら、名字が神戸にならないか。じゃあ茂丸さんのきょうだいか。小百合さんとそっくりなのは偶然かな。

 

鈴江は何故大助側についているのか

あそこまで大助に心酔する理由はなんだろう?と気になりました。

たぶん大助より年上だと思うので、子どもの頃めちゃくちゃ可愛がっていて、あの事件が起こって何とかしてあげたいと思ったけど大助は海外に行ってしまい、愛情が募って募ってああなってしまったのか?ああなるって失礼だけどもw

心酔っていうより、庇護欲というか、保護者のような気持ちなのかなあ。

↑9/2追記

大助より年下でした…!!まじか25歳……!?大人っぽい……

 

捜査のバックアップをしてくれているので、鈴江さん本人も事件の真相を知りたいと思っているかもしれない。

ただ、大助の身の回りの世話までしているので、捜査に協力するという理由だけで大助側についているわけではないことは確かだなあ。

 

しかし大助は、捜査のためとはいえ身内がハニートラップしかけているところをどんな気持ちで見ているんだろう……どうとも思ってないかもしれんけど……

冷たい態度を取ってはいるけど、4話で「腹は減らないか」って聞いてるし、家族としての愛情はありそうなんだよなあ。

 

神戸小百合殺害事件

真犯人は茂丸?

今現在大助の母である小百合さんを殺害した真犯人は、茂丸さんが濃厚と普通に見てたら思うところなのですが、どうなんですかね…

そう簡単に思えないのは、OPに映ってる包丁持った下着姿の女性がいるからなんですよね。これ誰なん……?今のところ背格好だけなら鈴江さんに似てるけど……

包丁持ってたり縛られてたり、そもそも下着姿ってのが異様だし、ネイルも指輪も化粧もばっちりでいかにもお金持ちそうな人ですよね。

なので、茂丸さんがいかにも真犯人っぽいと見せているのはミスリードなんじゃないかって思ってしまうよね。気になる~~!!

 

茂丸さんだとしたら、まずあの自殺は偽装だったということになりますよね。たぶん偽装だと思っています。海外で生きていると思う。

アドリウムという物質の研究に執心していて、おそらくそれが原因で夫婦仲も悪くなっていて、人間的にも褒められた人ではないのかもなあ……まだ人物像がはっきりしないので何とも言えませんね。

小さい頃の大助からすれば、なんとなく良い父親だったのかな?というのが1話のモノローグから伝わってくるし、長さんが神戸家からくすねてきたアルバムにも、大助を抱っこする小百合さんに茂丸さんが手を伸ばしている写真があったりして。

この頃は良い人だったのかな?とも思ったのですが、同時期に撮られたであろう、横並びに人が並んでいる写真だと、男性陣がみんな前を見てネクタイもきちっと締めているのに、茂丸さんだけノーネクタイでそっぽ向いてるんですよね……一体どんな人なんだ……

 

夫婦仲は悪くなっていたようなので、とりあえず動機としては十分かなと思いますが、いかんせん犯人候補がひとりしかいないから何とも言えんな……

小百合さんは写真の中で白衣にネームプレートを下げていたので茂丸さんと同じく研究者だと思うのですが、アドリウム関連で、軍事利用しようとしていた茂丸さんと、平和的に利用しようとしていた小百合さんと意見が食い違った、とかかな……

 

家族写真の裏に鍵を隠したのは誰?

これはたぶん、小百合さんか、もしくは喜久子さんだと思っています。

小百合さんが殺された現場は家探しされたあとがあり、この鍵を探していたんだろうと長さんも言っていましたし。

アドリウムに関する重要な資料か、もしくはアドリウムそのものをコインロッカーに隠した?

茂丸さんは、これまでの人物描写だとアルバムなんて見返さない気がするので、見つかる可能性が限りなく低い場所に隠したのではないでしょうか。

 

若かりし頃の長さんと武井さんが神戸邸に行ったとき、喜久子さんは茂丸の写真はないとつっぱねていましたが、それは逆に、怪しませることで、どうぞ探ってくれというサインだったのかも?

あんな広い屋敷であっさりアルバムを見つけてこれたのが、ちょっと不思議に思ったので。

 

ロッカーのカギを長さんのデスクから盗んだのは、武井さんなんだろうなあ。鍵にビビるほどトラウマになってるみたいだもんなあ。

 

事件が起こったとき、大助はどこに?

小百合さんが殺されたのは大助が8歳の頃。

事件現場は、2ヵ月前に小百合さん名義で別居用に借りた部屋。

大助はそのとき、どっちの家にいたんでしょうかね。事件の真相を知らないのだから、目撃はしていないんだと思いますが、小百合さんと同じ家にいたとしたらかなりショックですよね……

一般的に母親が家を出ていくとき、子どもも連れていきそうじゃないですか。どうなのかなあ~~~

 

長々と書いてしまいました。

小難しくごちゃごちゃ言ってますが、なんかもう、キャラ造形が細かくてすごく好きなんですよねこのアニメ……

世話焼き気質な加藤と、あんな高慢なのに身長気にしてる大助……ちょうかわいい……

 

話の最後の、計上された費用の演出も好きです。

7話なんか特に、裏でこんなことしてたんか!ってなるし。お金が深く絡んだこの作品ならではだよなあと思います。

 

今週も楽しみです!!!!