WJ17号・2
twitterでみんなのツイート見てガンガン涙腺が緩んでいます…
影山が日向に出会えて良かった!
もし二人が出会っていなかったとしても、同じ高校に進学していなかったとしても、たぶん日向は貪欲にバレーし続けただろうし、影山も強さを追い求め続けたと思う。
でも、ここまで充実したバレー人生を送ることはできなかったんじゃないだろうか。
影山がひたむきにバレーし続けていたのは周知の事実だけども、日向をはじめとした周りの選手に対して、そこまで大きな感情は持ってないんじゃないかと思っていました。
だからこそ鴎台戦のあとの影山の台詞には心底驚いたし、影山も烏野のバレー大好きだったんだなと再確認できた。
でも今回の話を読むと、自分が強くなるのは自分より強い人に出会うためであって、そういうプレイヤーを探していたから。
ただ楽しく本気のバレーがしたかったから。
だから自分の熱量と同じように同じ方向を向いていられる烏野でのバレーは、影山にとって小さい頃お姉ちゃんやおじいちゃんとの坂道ダッシュとか庭での練習以来の、本気で楽しいバレーだったんじゃないだろうか。
だから鴎台戦のあと影山がああ言ったのもすごく自然なことだったんだなと思います。
その中でも日向は最初に影山を引っ張り上げてくれた、照らしてくれた特別な存在で、もう日向はすごい、すごい人間だ…
思っていたよりも影山飛雄はずっと純粋でした。
あと、幼少期から中2に至るまで、ほんとに物静かな子だよな…元々こういう子だったんですね。
春高はじまってからは特に影山の台詞が減りましたが、日向が言うところの“穏や影山”状態が本来の影山だったんだなあと思ったりしました。
チームメイトを脅迫(しんらい)する王様の一面も確かに影山なんだろうけど、それは強さに固執しすぎた過程で生まれたものかも?
そう思うと、孤独に努力し続けた中2~中3の間の出来事も影山にとってはやっぱり必要なものだったんだろうなと思います。
そりゃ、あんなつらい思い、しないでいてくれた方が幸せなんだけどもさ…苦しいときに一与さんいてくれたらどんなに良かったか…!!
一与さんが亡くなってからリビングで一人テレビを見る影山のコマがさ~~
背景描写が変わってないだけと言えばそれまでなんだけど、一与さんが座ってた椅子の向きがそのままなのよ…
影山、寂しすぎて、椅子の向き自分で変えてたりしない…?
いや演出のひとつだからあり得ないとは思うけども!!!でもあの椅子をそう捉えてしまうと…もう……抱きしめたい!!!!!
大丈夫!!!!君の前に現れるから!!!!翔陽様が!!!!!
強くなれば絶っっっ対に目の前にはもっと強い誰かが現れる
この言葉、思いっきりバレーがしたかった影山にとって、よりバレーに本気でのめり込むきっかけの言葉だと思うんだけど、北一での出来事は、強さに固執しすぎたから起きてしまったんだろうか。
北一には及川さん以外に「強い誰か」がいなかったからうまくいかなかったんだろうか。
金田一だけはめっちゃ喰らいついてるんだよな…ただ影山がそれに気付いていない感じ。
もし、ほんの少し周りを見渡すことができたなら、金田一の本気度に気付いて、もっとうまいこと…いかなかっただろうかなあ…
いやでも振り返ったら影山じゃない。おじいちゃんの言葉も守れない。
ああおじいちゃんがもし生きていたら、どんな言葉を影山にかけたかな…
それでもおじいちゃんから貰ったこの言葉が、21歳の影山の中でまだ大事にされていて嬉しい。
及川さんの背中
まだ対峙していないから背中を向けてるのかな。
侑との邂逅があって、静かなる王が誕生して、影山にとって及川さんはもう越えた存在なのかなと思ったり、同じようなことを感じている人も見かけましたが、最後のページ、及川さんいるね!
まだまだ影山にとって「もっと強い誰か」なんだなと思うと嬉しいなあああ
ほんと、影山飛雄の半生どころか、これまでの連載も含めたら影山飛雄の一生だよ…いやこれからまだまだ続くけど!!!
恐るべし影山飛雄オリジン回。
もう、こんなに心揺り動かされたのはいつぶりだろうか…
先生ほんとうにありがとう!!!
語り過ぎ!!!すみません!!!!