coexist

漫画、アニメ、ゲームに手を出すオタクのブログ。ネタバレに配慮していないのでタイトルで回避推奨。

JC6~10巻読み返し

第60話「進化」

「そのセンスは圧倒的に輝いていた」

「何より球(ボール)に触れていることが嬉しくて仕方ない様子と それに伴っての球(ボール)の扱いの慣れ方が他とは段違いだった」

そりゃ慣れるわ3歳から触ってるもの…!!!

このあと及川さんと交代でコートに入る中1飛雄の顔がもう、ほんとに北一に希望を持って入ってきたんだなって顔してるわ…

 

「サーブ教えてください」って言うタイミングは確かに最悪だ…

言葉を間違う、人の気持ちが分からないと自分でも自覚しているけど、でも姉がバレーを辞めることはすんなり受け入れていたし(一与さんの言葉が手助けになってはいるけど)、一与さんの病室で試合観たいと言った時「明日でもいい?」と言われた時も「うん」って受け入れているし、家族に対しては気持ちを理解しているよな。

それだけ祖父と姉を大事だと思っているから、察することができたんだろうか。…やばい泣く

お姉ちゃんがバレー辞めるってなったとき、まだ小さいわけだし「なんで!」って駄々こねることもできたと思うんだよ…でも受け入れる…

 

人の気持ちを察して受け入れることはできるけど、自分から声をかけるベストな言葉を探すってのとは全く別か、考えてみれば。

 

余談

7巻最後の松川さんの紹介、好物チーズINハンバーグなんだね…すげえ年相応

あんな人妻と付き合ってますみたいな顔しといて…(おい)

 

第74話「直射日光」

谷っちゃん初登場回。女子のかわいさが光りますなあ~~

日向は谷地さんにすごい自然に話しかけてるけど、影山は女子に対して敬語交じりで話すよな。これが兄属性と弟属性との違いか…と今読むとしみじみしてしまう

女子と話すのに慣れてないから敬語交じりなのかと当時は思ってたけど、思春期の姉を近くで見ていて女子というものをなんとなく分かっているからこその距離感なのかな。潔子さんに頬を赤らめたことすらない鉄壁の心…

影山と潔子さんって似てるよね。お姉さんいたらこんな感じかなーって想像した人多いと思うんですが、美羽ちゃんもきゃぴきゃぴしてないという点でイメージぴったり!

ただ、美羽ちゃんはクールで仕事人間って感じがするけど、潔子さんはクールに見せといて実は不器用で人見知り。谷地さん勧誘してるときクソかわいいよね…

 

ていうか日向兄妹って、夏っちゃんの年齢が分からないけど、日向が高1の時点でなんとなく小学校低学年じゃないかと予想すると、もしかしたら影山姉弟と年齢差一緒なのでは…?と…

そうなるとほんとに正反対だね…

 

第77話「王者との対峙」

牛島「他の連中が遅いだけだ」

  「後ろのどこかに居る」

牛島さんとの初対面回。

牛島さんも一人で先頭を走っていますが、彼は孤独というわけではないんだよな。いや仮に孤独だとしても、そうなっても構わないというか、自分がスーパーエースたる存在になるためには必要なことだと分かっているんだろうな。

影山は孤独なままではダメになっていたかもしれないけど、牛島さんはどうだったんだろうか…

 

第78話「レッツゴートーキョー!!本番!!」

影山「姉さん 小さな巨人に詳しいんスね」

姉さんって言うとる…!!美羽ちゃんの呼び方も“姉さん”ですか影山くん…!!??

まあ、「冴子姉さん」からの流れで「姉さん」なだけだろうけども…

このとき冴子さんは21歳、美羽ちゃん23歳ですね。

なんかすごい自然に話しかけてるよな。やっぱり年上には慣れていそうな感じがする。同年代とか年下とのコミュニケーションだと、自分からいかなきゃいけないシーンも多いもんなあ。

 

あああ呼び方気になる~~!!

 

第82話「決裂」

日向「初めて 「友達」じゃなく 「相棒」が出来た気がしてたんだ」

このときの日向と影山の決裂も、今までと違う目線で見れるなあ。

影山は試合に勝つため、チーム全体を見ている。日向は勝つことはひとまずこのときは置いておいて、自分の成長と、チームメイトとしての影山を見ている。

勝ってもっと強い人がいる舞台に立ちたい影山と、自分を高みへ連れて行ってくれるチームメイトを欲している日向。

…なんかうまく言葉が見つからずまとまらないですが、二人の根底にあるものの違いが浮き彫りになったシーンでもあるのかなと思います。

 

あとこのお話で影山家の玄関初登場ですよね!

気持ち悪く観察させてください。

このときは、恐らく父・母・息子の3人暮らしのはず。

帰宅時間は結構遅そう。東京郊外から宮城(仙台市近郊と仮定)まで車で約5時間。練習は空の描写的に夕方に近い時間までやっていそうですが、さすがに宮城まで帰らなければならないし早めに切り上げるとして、仮に15時までとすると烏野に着くのは20時。そこから自主練してから帰宅となると、21時台だろうか。遅くても22時台。

玄関の様子を見ると、靴箱の上に回覧板とバレーボール教室のチラシ、家のものと思われる鍵。床には女性ものと思われるサンダル。

すでにお母さんは帰宅していて、帰宅する際か一時外に出た際、回覧板をたぶんポストから受け取り、玄関に入って鍵と一緒に靴箱へ置き、脱いだサンダルの向きは変えずにそのままリビングへ…

…ここまで観察する必要なかったな…

とりあえず、お母さん、帰ってきてるね!

 

ご両親は多忙、ということでしたが、少なくともお母さんは、影山が高校に上がった時点では深夜まで働くような生活ではないってことなんだなと察する事が出来て勝手に安心してしまいました。

そもそも幼少期も“今日も遅くなる”という一言だけ。ここでの“遅い”の定義は一与さんがママさんバレーに出かける時間には間に合わないよ、ということであって、仕事が深夜まで及んでいるってわけじゃないもんな。ママさんバレーって、19時~21時の間だよね、やるとしたら。

お父さんは分からないけど、お母さんは影山が幼少期19時台以降に帰宅するような生活をしていて、もしかしたら一与さんの入院を機に、働き方を変えたかもしれません。

ごちゃごちゃ言いましたが、影山が家で一人ぽつんといる時間が少しでも少ないといいな…!!!と言いたいだけでした。

 

ちびっこバレーボール教室のチラシは回覧板と一緒に回ってきたんだろうけど、お母さん、敢えて回覧板の上に置いといたんだろうか?さすがに息子がこれに行く年じゃないことは分かっているだろうけども…

昔影山も同じ教室に行ったことがあって、懐かしいなって思って置いといたとしたら…あったかいな…

 

さすがに387話から二日経ったのでだいぶ気持ちが落ち着いてきました。

でも読み返し楽しいので続けよう